2008-03-01

最近”うるうる”してしまったお話!

数ヶ月前www.facebook.com(ソーシャルネットワーキング)に、友人からビデオが届きました。それを見て思わずうるうるしてしまったのですが、それはとあるNYの高校生のお話でした。

Jasonは、障害をもつ学生で、バスケットボール部のマネージャーをしています。普段は練習の手伝いをしたり、試合中は白いシャツに黒いネクタイをして、選手のみんなに水を準備したりチームメイトを元気づけたりしています。

父親いわくバスケットボールが特に好きで、スポーツをしているときは、他の子供と全く変わらないそうです。

さて、3年間チームメートのために部活をしていたJamesですが、シーズンの最後のホームでの試合のときに、しかも残り時間4分19秒のときに、コーチは彼の名前を呼んだのです。高校の友人たちはもしかしてJamesが試合に出られるかもと、彼を応援するために準備していましたので彼がバスケットコートに入ると大声援が飛びます。

最初の3ポイントは残念ながらはずしてしまいましたが、なんとその後3ポイントをきめます!一度のみならず、その後つぎつぎと3ポイントシュートをきめ、最終的に合計で20点も得点しました。最後の3ポイントは本当に遠くからのもので、その後クラスメートなどもバスケットコートに雪崩れ込んだのですが、思わず涙が出てきます。

先日CNNのlarry.king.liveにJamesが出ていてまた、ビデオを見直しています。

http://www.youtube.com/watch?v=ngzyhnkT_jY&feature=related
J Mac – A Hoop Dream

ふと幼稚園から中学まで一緒だったK君を思い出しました。情緒が不安定で会話もあまり出来なかったK君でしたが、皆が遠回りに彼と接するのではなく、Jamesのように一緒に生活していた記憶があります。
「医療がどんなに発達しても知的障害の子供が産まれてくるけれど、それは周りの人たちに優しさや思いやりを教えてくれるという神様からの贈り物・・・」そういった言葉を聞いた事があります。介護の大変さから心中してしまう事件なども起きていますが、贈り物というふうに感じられる余裕のある社会は過ごしやすいでしょうね。

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