2010-03-13

刺激を受けにレクチャーを聞きに行きました。

カナダの大学教授の宗教と政治にかかわるとある記事を見つけ、お知り合いの元カナダの外交官の方へ転送。英語の動画も加えて送ったのですが、何年経っても私の英語力は・・><と感じざるを得ない素晴らしいお返事が、ご本人・奥様からとどきました。

近頃、(でもいつもそんなことばかり言っているのですが・・・)自分自身英語でのコメントがなんてスマートではないんだろう(未熟な回答)ということが多く、それに今回のメールで、これはいかん!とインターネットで見つけたレクチャーに参加しました。

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Ruth Ozekiさんという、日系アメリカ人(最近カナダ国籍も所持)の作家のレクチャーで、何度か彼女の記事などを拝見したことがあり、2時間後に図書館で講演されると知り、あわてて出かけました。

彼女が彼女の本「My Year Of Meats」を少し読み、50人ほど集まった方々とのディスカッションです。
どういう背景であの言葉を用いたのですか?主人公の意図は?にはじまり、奥の深い議論がなされました。

内容は環境問題やアイデンティティーも含むもので、オゼキさん同様日本に滞在したことのあるこちらの大学の助教授が、若干日本でのチャレンジについておっしゃったので、終了後彼女に2〜3質問を。
彼女の感じた日本は、大学への研究生としての留学(専攻は日本文学)中(数度の滞在で約5年ほど)のことで、夫婦揃って会話していると、日本人は私が話しているのに主人を見るとか、大学でほかの教授からまったくリスペクトがなかったなど、少し耳の痛いお話。
もちろん、彼女は日本人はあまり目を見て会話をしない習慣があることもわかってはいるものの、やはり体験すると・・・ほかにも様々な体験をされたようで。

ただし、短絡的な判断をしてはいけませんが、彼女の専攻そして滞在期間にも問題があると思うと述べました。まずその分野の方たちは、あまり外国人からのコメントを望まず、石の上にも3年というように、じっくり大学に滞在すれば対応は異なるのでは・・・とお伝えしました。
日本研究者として大変尊敬されているアメリカ人の教授も何人かいらっしゃいますしね。

ちょっと煮え切らない内容のブログになってしまいましたが、オゼキさんの本を知人から借りる予定です。 ==>右横のお奨めの本にも加えました!
ちょっと楽しみ。

By Masumi

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