2014-12-02

釜石〜花巻を走るSL乗りました!!

えっ!なんと、今日から師走ですね〜。

そして、週末バンクーバーは白銀の世界に変身したようで、初雪だったようです。

さて、私の週末は岩手でSL三昧でした。

釜石駅 SL

本当は、先週お世話になっている業者さんが、わざわざ遠路はるばる釜石まで来てくださる予定で、SLを予約しようとしたら売り切れ。もちろんカナダにいる間、しかも発売されてすぐくらいに予約しようとしたのですが、3連休でしたし即完売だったようです。

ということで、最終日にあたる11月30日の切符”釜石駅〜遠野駅”行きまで購入いたしました。震災後の復興をかねて、JR東日本が、週末に土曜に下り、日曜に上りの運行を、4月からしてくださり、今回が最後の運行でした。

こちらの写真は、先週の様子。

釜石線 SL めがね橋

岩手出身の宮沢賢治の作品、「銀河鉄道の夜」のモデルになったともいわれる、めがね橋です。

もちろん私の周りには、鉄道カメラマンの方々が、30名くらいでしょうか?そして一般のお子様連れの方も合わせると、かなりの数の方達がいらっしゃいましたよ〜。

初めて動くSLを見た私の感想。

というより、この写真を撮りながら、「かわいい〜!」 と思わず声を出してしまったほど かわいかったです!!あの汽笛の音に、青で統一された車両。もっと男らしい力強さだけを想像していましたが、本当、かわいく愛おしかったですよ!

釜石駅 SL 

そして ↑ こちらは、いよいよ乗り込む前!
周りには、多くの観光客の方々がいらして、写真撮影大会。機関士の方々やJRの方々が、帽子を貸してくださったり、写真を撮ってくださいます!皆さん優しい〜!

釜石駅 SL

ちなみに ↑ こちらは途中の停車駅での様子です!

SLを近くで見て、私はもう興奮状態でした(笑) 子供を抱きながら、大きなカメラとレンズを抱えて、この日は鉄子に変身(笑)!!

釜石駅 SL 機関士さん

こちらが本日こちらのSLの運転をして下さる機関士さんたちです!この服(ナッパ服)もレトロでいい感じですよね〜。
写真を撮りながら、機関士さんにいろいろ質問いたしました。

こちらの皆さん、JR東日本の方々で、且つ「SL機関士」の資格を持つ皆さんです。

通常は機関士さんに助手の方とお二人で、運転できるそうですが、予備にお二人、そして他お二人の先生が特別に本日はいらっしゃり、合計6名の機関士さんが乗りますとお聞きしていましたが・・・あれっ、7名の方が写っていますね(笑)

釜石線 SL 機関士さん

出発前も、機関士さんが金槌みたいなので、とんとんタイヤ付近を叩いて、確認していました。拝見していましたが、私には全く音の区別もつかず・・・機関士には、なれなそうです。

「釜石〜花巻間 (90.2キロ) 片道移動するのに、どのくらいの石炭を使うのでしょうか?」

お聞きしてみましたら、なんと〜!

「約2トン」

釜石線 SL 石炭

2トンですよ〜。

「じゃあ、これ全てなくなっちゃうんですか?」

とお聞きすると、こちらには17~18トンくらいは入っているそうです。
ずうずうしく、会話を続けまして・・・
「石炭は、1トンおいくらするんですか?」

って、聞いてしまいました。

JR M駅の駅長さんがいらしていましたが、お答えできず(笑) 別の方が答えて下さったのですが、4~5万円だそうです。(もしかして2トンでの回答だったのかも)
積む場所によって、値段違うんですよ〜ということで、(盛岡で積むか、釜石で積むかで・・・・)

「釜石安いですよね〜。震災のころ、たくさん山積みされてましたし〜。港近いですし・・・」

って口走ってしまったのですが、なんと逆。
今日の石炭は、びっくりしてしまいましたが、遠路はるばる 「山口県」からだそうです。
どんな石炭でもいいのではなくて、SL用があるそうです。すすが多く出てしまったり、燃えすぎて煙突から炎が出てしまったり・・・合う物じゃないとメンテナンスが大変であったり、壊れてしまったりするのだとか・・・いろいろ教えていただきました!ありがとうございます!

釜石SL銀河

私は、3号車!

車両のデザインも素敵ですよね。

内装もとっても素敵なんです。

釜石 SL 車内

工業デザイナーの、奥山清行氏が、デザインされたのですが、宮沢賢治ワールドが広がっていました。

釜石SL 車内

外装もそうですし、私のテンションは上がりっぱなしでした(笑) すごいデザイナーさんだなと関心してしまいます。レトロな雰囲気でも、気取り過ぎない素朴さがあって。

来年度の運行決まっていないのですが、絶対来年もしますよね〜?!

釜石SL 記念乗車券

車掌さんが、切符の確認にいらっしゃるのですが、記念乗車証をくださいました!いい思い出です。
車内は賢治ギャラリーのような雰囲気で、車内は、1号車にはプラネタリウム、2号車は賢治にまつわる書籍があり、3号車では、銀河鉄道の原稿や世界観を感じられる展示、4号車にはギャラリーや売店がありますので、ぜひお席に座るだけではなく、車内を歩き周っていただきたいです。

釜石SL 賢治

続く・・・

BY Masumi

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