2018-02-28

WALLENBERG-SUGIHARAソサエティー

先日ブログで書きましたが、産後からはずっと仕事と子育てだけでしたので、今年の抱負の一つとして、少しボランティアか何か自分と子供以外に時間を使おうと思ったら、ご縁ありまして、先日イベントをお手伝いすることになったのです。

記録写真係です。

Sugiharaという名前が入った団体ではあるものの、ボードメンバーにスウェーデン人やユダヤ人の方達はいるものの日本人はいないので、団体側も日本人の誰かがボランティアに欲しかったのかも。知り合いのユダヤ系の方にお声かけていただきました。

WALLENBERG-SUGIHARA

どういう団体かと言いますと・・・

日本では、杉原千畝氏が有名ですが、Rauol Wallengergというスウエーデンの外交官も同様に、第二次大戦の際に多くのユダヤ人をナチスから救った方で、その二人のように現代でも自分の命をかけてでも、他者を守る勇敢な行動をとっている人たちを表彰しようという団体です。

今年の受賞者は、BC州の女性(弁護士)です。以前(2006年)NYのJPMorgan Chaseで勤務していた際に、90億ドルもの詐欺行為にあたる取引を忠告したのです。サブプライムローンの引きがげそして現在もそれら根本が改善されていないということで、なかなか怖いお話です。

受賞者ではあるのですが、会場にはいらっしゃることができず、なかなか難しいですね。

バンクーバー新報という、バンクーバーの日本語新聞さんが上手にまとめていらしたので、こちらリンク掲載します!

https://www.wsccs.ca/wallenberg-days/2018/2018-01-25-vancouver-shinpo-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/

当日は、以前BC州のプレミアだったUjjal Dosanjh氏がいらっしゃり、スピーチをしてくださいました。彼も以前の受賞者で、毒物を飲みものに混ぜられたこともあったとか、自分の命のみならず家族など守るべきものもあるけれど、人間として、許されない行為を見逃すことは出来ないし、そういう社会にはしたくないと。

Ujjal Dosanjh

言うことは簡単ですが、実行するのは本当難しいし、勇気のいることです。日々、そういったことを考え、実行している方たちに接し、考えさせられる反面、心の洗濯がされた感がありました。

私には出来ないことと簡単にいってしまう私ではありますが、こういった方達と接して少しでも生き方を近づけていきたいなと思いました。

By Masumi

2 Comments

  1. Masa says:

    このお話で様々なことが脳裏をかすめました。
    最近のことでは、杉原千畝の出生地が岐阜県の八百津町であるかのようにユネスコの世界遺産に申請しようとして、実は出生地は美濃市だったという騒ぎがありました。八百津町には千畝記念館があり、観光産業としても重要ですね。日本人より外国人に知られています。
    たしかキャサリン先生が一昨年その地を訪問されました。真澄さんのボランティアもそのつながりなのでしょう。

    1. Masaさん
      こんにちは。
      そうでしたか。
      キャサリンも訪問していたのですね。そうなのです。
      バンクーバーは狭いので、共通の知り合いがいたり、カナダ人の中でも色々繋がっていて面白いですよね。

      週末から、お世話になっている方々が関西からスキーにいらっしゃいます。
      今シーズンは、2月にも春になるかな〜と思うと雪が降り、ウィンタースポーツ好きの方達には嬉しい冬のようです。
      こちらいらっしゃる際は、ご連絡ください。
      Masumi

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