2011-02-16

With Glowing Heartsドキュメンタリー!バンクーバーイーストサイドからの視点

バンクーバー冬季オリンピックが開幕した前後、オリンピック開催反対グループのデモが何度かありました。バンクーバーらしくなく、店の窓ガラスがその参加者に割られたり、本当に反対派のカナダ人が行っているのか?ちょっとよくわからない点もありました。

先日、その反対派の視点も含めたドキュメンタリー(With Glowing Hearts)映画を見に行ってきました。こちらの映画は反対派の意見のみお伝えしているのではなく、ソーシャルメディアがどのように社会に影響を与えているのか?与えられるのかを表現していて、資金がなく製作したにもかかわらずとっても上手に仕上げていました。

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個人的には、反対派はそのオリンピックにかける費用をホームレスなど恵まれない人に利用して欲しいという部分(他にも環境面やらいろいろありますが)が多かったと思うのですが、都市に住んでいる限りある程度の経済の発展を望むのは必要不可欠のように思います。
もちろん、投資した分の金額(税金)がどの程度戻ってくるかは、運営の仕方でしょうけれど・・・

オリンピック開催の準備により、コンベンションセンターが出来、数千人参加するイベントがしやすくなりました。例えばヨーロッパでは、25000人以上参加するコンベンションは、バルセロナで行われるそうです。私も参加したことがありますし、今もモバイルワールドコングレスというイベントが開催されていますが、25000人以下でしたらケアンズなど他の地でも開催可能ですが、大きいイベントは、ホテルや会場の関係もあり今のところバルセロナでしか出来ないのです。

北米でも同じことが言えますが、ある程度大きなイベントを行う場合は、ラスベガスやNY、少し前まではニューオリンズでした。
会場のみならずホテルや交通面などの整備が必要で、それらのイベントが開催されることにより、本当に多くの経済的にプラスの効果が、その街にもたらせることは言うまでもありません。

さて、でも先日はホームレスなどの視点から。
そして、ブログなどを利用し、大手のTV局や新聞社でなくとも、一人が声を発し、ソーシャルメディアなどを利用し、その小さな一人の声もこうしていけるよという内容で、とてもとても良い出来でした。

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映画祭に出展してもよさそうなほどすばらしいできで、最後は監督(?)が舞台で挨拶をし、その後は小さなパーティーでした。

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オリンピックの間お世話になった、某新聞社のカメラマンの方はもともと映像志望だったそうです。写真が表す一瞬も難しく大変すばらしいのですが、映像の表現できる時間も素敵だなと思わずにはいられない一時でした。

By Masumi

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