2011-12-31

釜石より。

被災地となってしまった釜石ですが、徐々に商店街は仮設商店街で復活したり、前に比べて人の気持ちも戸惑いから落ち着きが出てきているように思います。もちろん、個々いろいろな状況の違いはありますし、いろいろなことがあったりもしましたが・・・

こちらは、私が時折(勝手に)お手伝いしている(つもりになっている)npo(@リアス かだってhttp://cadatte-kamaishi.com/)のオフィスです。

釜石市営ビルといって港のそばにありますし、2階はいまだに木でさえぎられていますし、一階もぐちゃぐちゃのままの場所もあります。

上は、一般の方が住んでいますし、エレベーターも動いています。

そして近所はこういう感じです。

ご覧の通り、まだ津波の爪あとがわかるような感じです。

取り壊されたビルもありますが、予定通りいけば3月くらいには多くの建物が取り壊されるそうです。

そして、こちらは仮設の商店街です。

お寺の敷地に建っているのですが、逆にこじんまりしていい感じです。プレハブの2階建てで、30軒以上のお店が入居しています!

この夜は、関西の学生さんの企画でキャンドルナイト!です。寒い中、遠くからありがとうございました。

以前と異なり人が集まりにくい商店街に多くの人が来てくれるよう、同じく被災した神戸の商店街の方が、援助してくださっています。ということで、多くのイベントが企画されているのです。

この日は、地元の釜石ラグビーチームの方が、自転車をこいで発電してくれてました!

そしてこの夜は、地元のトラ舞が披露されました。神楽も!

はっぴなどは、津波で流され、泥まみれだったのを見つけて、川で洗ったそうです。

実は以前、バンクーバーで知人に頼まれ英語のメディアに被災地の様子をお伝えしたのですが、その記事を読んだ小学校の先生より、生徒の集めている寄付を送りたいと連絡があり、私の昔〜むかし卒業した小学校へ、両親が寄付を届けたのです。生徒との交流が続くよう今回も、校長先生&副校長先生にご挨拶させていただき、ありがとうのポスターをいただきました。

生徒の皆さん!とってもかわいい〜。

みんなを連れてカナダに帰りたいくらいです!!

市内には、ピザハットが寄付してくれたスクーターや(市役所で使わせていただいています)、伊豆のロゴ入りのごみ回収車。新潟のパトカーも走っていました。信号がまだない場所もありますので、他県から援助いただいているようです。

そして、民間の団体の方も多くいらしてくださっていて。

ありがたいことです。感謝。

皆さんどうぞ良いお年をお迎えください。

By Masumi

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