2013-11-18

【大人の留学&海外研修】看護師さんとご一緒したシニア施設

ブログ近頃遅れてます(笑)

10月にいらしたお客様ですが、カナダの介護施設の様子を知りたいとのことで、数ヶ所シニア施設をご案内いたしました。そういった施設でボランティア活動などをされますと、現場をより深くご覧になれるとは思うのですが、本来はクリミナルチェック(犯罪歴調査)の書類を提出したり、ビザがないといけなかったり、ご本人の経済状況の提出など、恐らく日本でもそうだと思うのですが簡単にはボランティア活動もできません。

というより、仮にご親類が滞在しているシニアホームで、身元の知れぬ人がボランティアをしていたらどうでしょう?!怪しい施設ですよね。滞在されていらっしゃる方の資産管理もスタッフのお仕事になっていたりもしますし、プライバシーの問題もあり、医療施設でのボランティア活動はいろいろと制約があります。

ということで、数ヶ所の施設の見学をお手配いたしました。

施設によっては、入居者のみならず、建物の外観も含め写真撮影禁止のところもございました。

こちらは日系のシニアセンターです。バーナビーにありますが、公的な資金も投入されているため日系の方のみならず受け入れされていますし、ご本人が入居を希望されても、お役所がその方の状況や体調により入居について決定するそうです。

↑ 各室内にもお風呂はありますが、御手伝い付きのお風呂です。

なんと103歳の方にお会いしましたが、お元気お元気!毎日、メガネ無しで新聞をお読みになるそうです。通常お年を召した方は、目が白内障などで少しに濁っていらっしゃる方も多いかと思うのですが、メガネ無しとおっしゃるだけあって、クリアでした。会話も同様です。お食事は、館内で召し上がったり、知人の方が御手伝いにいらっしゃるそうですが、お洗濯やお掃除などもご自身でされるそうです。ちなみに男性です!

他にも知的障害者のケアホームにも伺いました。

一軒家に数名で住み、スタッフが昼夜お世話をするところです。
知的障害の方が年齢とともに体の不自由もきかなくなるなか、スタッフの方は毎日(こちらのケアホームの施設は毎日だそうです!施設により異なります)シャワーに入れて、御世話してくださり、こちらのケアホームで一生を終える方も多いそうです。費用は、州や市などからの予算もありますが、個人や会社、団体からの寄付(日本でいう宝くじの売り上げの一部とか・・・)などもあります。

そして日本と大きく異なるのは、働いている方のお給料が、最低賃金ではなくもう少しいいようです。

看護士のお客様の感想など後日続きを書きますね!

By Masumi

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