2019-11-27

UBCから学ぶ🌏地球に優しい取組み

皆さんこんにちは!

雨と寒さに備えてレインジャケットを新調した途端に、向こう1週間雨なし予報🌂

お天道様に遊ばれているのかしらと思う今日この頃です😅

 

トワイライトプログラムでもお馴染みUBCですが、前回ブログにも少し話題にした通り、環境に配慮した活動を積極的に取り入れている学校として一目置かれています👀✨

先日は、こんな話題がニュースになっておりましたのでご紹介📰

その名も『ZERO WASTE FOOD WARE』計画!!

UBCでは、以前から構内各レストランや売店で次々とプラスチック製の器やフォーク、スプーンなどが姿を消していきました。

それらは木製のものやリサイクル製のものに置き換えられていったのですね😊

※画像はUBCウェブサイトより

 

UBC内の美味しいピザ屋さんでは、取り分け用のお皿は、クッキングシートの様なペーパーで代用されているという徹底ぶり😳🙌

 

そして今回ニュースで取り上げられたのは、「使い捨て容器」全面撤廃についてです!

調査の結果、UBCキャンパス内だけでも、年間で約170万個もの使い捨てカップ、230万個もの使い捨てフォークやスプーン類が消費されていることがわかったそうなのです。

そこでUBCでは、来年1月より、使い捨て容器を有料化する方針とのこと!

少なくとも25セント(日本円で20円程)以上の価格に設定する予定のようです💰

 

スタバのコーピーも、スムージー屋さんも、お弁当屋さんでも!

思えば我々の生活って、大量にゴミが出る仕様のものが多いですよね。。。

街のゴミ箱がいっぱいで溢れかえっているのも、納得です🚮

日本のスーパーでも、レジ袋が有料化したのが記憶に新しいですが、UBCでは有料化のみならず、別の環境に優しい紙袋などの代替物に置き換えて行き、ゆくゆくは設置そのものもやめていくそうです。

UBC

こちらの使い捨て容器有料化、まずはコーヒーカップからの始動のようですが、「無駄ゼロの生産」を目指すUBCの大胆な政策、我々スタッフも倣って生活で意識していきたいと思います💪

今後もUBCの環境運動に要注目です☝️✨

 

By Mayumi

4 Comments

  1. Masa says:

    いわゆるマイクロプラスティックの問題ですね。

    私は、個人的には、全世界を飛び回る航空機によるCO2が気になっています。
    データ(2013)によると、国際航空便での総量は、カナダの1国分の総排出量にコンパラブル(comparable)だそうです。日本の総排出量は、その2倍以上。
    電波標識にそってジグザグ運航する現状から、目的地に直進するだけでもCO2は減るそうです(運航距離が減る)。
    だからといって、極端には、人間の移動(観光など)を禁止すべきか、となると、どうなりますかね。船も化石燃料を使うし。

    70億人以上の人間が地球上で生活していると、様々な廃棄物が出るのはやむを得ないのですが、利益と環境を汚さない努力とのバランスは重要なのですね。
    地球から見たら、人間の存在自体が汚染だったりして。

    1. Masa様
      航空機のCO2排出量は、環境汚染のワースト1要因だと、先日UBC学生がちょうど話しておりました。
      目的地直進、是非とも最短で実行して欲しいところですが、安全面など、懸念点もあるのかと推察しております。
      「利益と環境を汚さない努力とのバランス」本当に仰る通りだと思います!
      プラスチック消費削減の点で言いますと、日本では、見た目の美しさや「おもてなし」アピール等で、過剰包装が横行しています。
      もちろん、小包装により例えばお子様のいらっしゃる家庭で重宝する、大勢で分けやすい等の利点もあるかと思うのですが、個人個人のちょっとした努力で変わる部分かと思います。
      環境との共存を多くの方が共通認識として持つ社会へと変動していけば、企業にとっても簡易包装は決してマイナスにならないと思うのです。
      その下地となる環境問題への意識を、日本でも、もちろん世界でも、どんどん向上させていきたいですね。
      By Mayumi

  2. Masa says:

    Flygskam(フリュグスカム)「飛び恥じ」という言葉を初めて知りました。スェーデン語だそうです。国連で演説したグレタ・トゥーンベリさんは飛行機に乗らないそうです。

    人間1人が1km移動するための二酸化炭素の排出量が:
    鉄道で14g、車で158g、航空機で285gだそうです。スェーデンではすでに、航空便をなるべく使わず鉄道などにしているそうです。意識が高いですね。
    日本は甘いですね。
    戦後の経済回復のエネルギー消費に慣れてしまっているようです。
    海に囲まれているので、欧州に比べても鈍感なのでしょうか。
    カナダも国土が広いので、鈍感になる要素はありますね。

    1. Masa様
      「Flygskam」初めて耳に致しました。英語でも「Flight shame」と訳されているようですね。
      言語として定着するのは、その国の価値観が反映されてのことですね。スウェーデンの環境問題への意識の高さを感じます。
      こうして数字で比べてみますと、航空機の圧倒的排出量が歴然となり、愕然とします。車の場合、電気自動車に移行することで何割か削減可能かと思いますが、
      航空機移動を鉄道移動にすることによる環境へのインパクトはかなり大きいものであることがわかります。
      日本は「便利であること」に過敏だと感じます。時間に追われるライフスタイルがそうさせるのかもしれませんね。
      その「利便性」が国として誇るところでもあるので、依存性は高く、目の前に差し迫る環境危機に対して、
      意図して盲目になっているような節もあるのかなと感じます。(気付いてしまえば、アピール要素が一つなくなってしまうので。)もちろん無意識的にやり過ごしている点も多いのですが、カナダで環境に配慮した取組をする企業や政治家が支持されやすいのに対し、日本でそのアピールをしたとして、他のテクノロジーを駆使した便利さに遠く及ばないのが現実かと。
      環境に配慮することを美徳とし、国民個々人の第一課題である意識が浸透するには、まだまだ時間がかかりそうです。
      By Mayumi

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